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吹き荒れた春の嵐 

雨が止んだ曇り空の下を歩く

いまだ残る風に吹かれながら歩く


唄いながら、リズムを刻み歩く


濡れた花々は生き生きと

呼吸する


鳥たちは雨上がりの春の匂いを

賑やかに伝え合う


地面に貼りついた薄桃色の桜の花びらたちは

まるでスポットライトの光のよう


雨と風が春の空気を描き出した

晴れた青空の反対側から

調和してきた


全てを丸ごと包み込んだ

優しい静けさに

心を委ねた





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