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更新日:5 日前

さて、前回のブログの続きにもなるのだが、

自分の心を元気に治していく方法って、

いったいどんなものなのか・・


「実は、私にもよくわからない・・」(苦笑)


って訳で、

とりあえずは、まず、

家の掃除をちゃんとしてみることから始めてみようかと。


とにかく何年も働き詰めだった

主婦真理子としては、

ウチの中が酷いことになっていることに

本当は耐え難いものがあった。

主婦が外で仕事をするっていうのは、こういうことになるんだな。

整理してもすぐにグチャグチャになる。


オマケに、自宅マンションの築年数も気がつけば来年で20年。

あちこちの汚れや痛み具合いもなかなかの深みを増し、

簡単にはキレイにならないのが現状。トホホ・・泣


どっから手をつけたら良いのやらで、

途方に暮れちゃって、何にもしたくない日も、正直ある。


そんな時は、ホント何もしない。

とにかく自分の気持ちを優先してみると決めたんだからね。


それでも、

『何となくココ拭いてみるか〜』とか、

『この引き出しの中だけ整頓してみるか』って

ちょっとずつ、やり出して


薄皮を一枚ずつ剥がすかのように

歩みは亀のように遅いんだけれど、

その一枚ずつが、何枚か重なって

ちょっとした満足感が今、生まれている。


キレイな箇所が増えると同時に

心の中がスッキリとした気分にもなっていく。


もちろん、完璧は目指さないの。若い時みたいにキレイな家を保つ体力も気力もない。

そもそもキレイすぎる部屋って居心地が悪いじゃない?(笑)

程よくキレイで、程よく散らかってる位がちょうど良い。

そんな風に思える自分にも気づいてみたり、

意外と発見がある。


そして、没頭していると

なんでか、悲しかった出来事や、辛かったことも

違う角度でも見ることができるようになっていたりもする。

不思議・・。


でも多分こんな風に、心の傷を見つめるって

正解なのではないかな。

すっごい元気になった訳じゃないけれど、

うん、なんか正解に向かっているように感じている。


でね、正直に言うと

泣いちゃう時もある。

でも、それも否定しない。

悲しいメロディに心を委ねて

切ない夕陽のオレンジ色に自分を委ねて

泣いたっていいじゃんって思う。


人目を気にして隠した自分の感情は、

ちゃんと感じてあげた方が

自分の心は喜ぶのではないだろうか。

川の流れに逆らわずに、流れるものはあるがままに。


ちょっとずつでも、自分の中にホームを作っていく。

周りの環境に合わせ過ぎたり、

人の顔色を伺い過ぎていた自分には

本物のホームが無かったのだ。


半年前に辞めることになった喫茶店は

長い期間勤めたので、辞めた後の寂しさが半端なかった。

しばらく喫茶店のある街に近づくことすら出来ずにいた。

悲し過ぎちゃってね。

2回だけ、その街を車で通り過ぎたんだけれど、

ホーム感がすご過ぎちゃって、ものすごく辛くなったことがある。


気軽に『お久しぶりでーす』なんて、行くことができない。

喫茶店のお仲間さんにこの話を伝えたら、

「阿部さんのホームが出来上がったら、気軽に来れるようになるのかもしれないですね」と、彼女は優しく言ってくれた。


なるほど、ホントそうかもしれないな。


私のホームは、長く勤めた職場ではない、その街でもない。

私の本物のホームは自分自身の中にあるんだよね。

すっかり壊れちゃった私のホームを作り直せば良いんだよね。


そんなことを思いながら、

『ホントはやりたかった事をやって、

ホントはやりたくなかった事はもうやらないんだ〜』と、

ちゃんと決心する。


自分を偽らない生き方、めちゃくちゃ幸せな生き方をしたいな。






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